マイナス金利導入後の住宅ローン金利はどうなった?

0-81.jpgのサムネール画像のサムネール画像2016年2月に日本銀行は日本初となるマイナス金利を導入した後、
大手銀行の預金金利は軒並み下がり、その影響を受けて
住宅ローンの借り換えを検討する人が増えてきているようです。

マイナス金利導入後の住宅ローン金利はどうなったのでしょうか?


■住宅ローンが過去最低金利へ

マイナス金利導入後に住宅ローンを持っている各銀行は、
次々に金利を過去最低の金利へ引き下げました。

2016年3月には住宅ローン大手6銀行の借り換え件数が、前年同月に比べ3.6倍にも増えました。

長期固定金利住宅ローン「フラット35」の融資率が9割以下の場合に適応され、最も利用されている「返済期間21年以上35年以下」の商品は、マイナス金利導入後金利が下がり続けています。

金利の推移をみると、2016年3月は前月より−0.23%の最低金利1.25%、
4月は前月より−0.06%の1.19%、5月は前月より−0.11%の1.08%と
3ヶ月に渡り過去最低金利を更新しています。

■住宅ローン金利のタイプ

住宅ローンの金利タイプは、ご存知のように「変動金利」と「固定金利」の2つがあります。

「変動金利」は「短期プライムレート」を基準としていて、「短期プライムレート」は、
日銀の政策金利に連動しているので、「変動金利」は日銀の金利政策に直接影響を受けることになります。

「固定金利」は「長期金利(新発の10年物の国債金利)」を基準としていて、
日銀の政策金利は直接には影響せず、市場の動向の影響を受けます。

しかし、日銀のマイナス金利導入後、長期金利は歴史上初のマイナス金利となり、
「固定金利」も影響を受け低金利となってきました。

「変動金利」「固定金利」の金利が決まる基準は異なりますが、
マイナス金利導入後の住宅ローン金利は「変動金利」「固定金利」ともに今まで見ないようなレベルまで下がってきています。

ここしばらくは住宅ローン金利が急激且つ大幅に上昇することは考えにくいですが、
金融政策にまた動きがあれば住宅ローン金利に影響があることは予想できるでしょう。

特 に、変動金利で借り入れしている場合は、今後の金融政策の動向に目を向けながら住宅ローン金利をチェックしていくことが大切ですが、ローンの残高や期間次 第では「固定金利」で借り替えた方がお得になるケースもあるので、信頼できる金融機関に相談してみるのもいいかもしれませんね。