ハゼの独り言

TOPP.G.D Information>Nihei's Column
ハゼの独り言
   
update 2006.02.24
フィリピンには広くラプラプと呼ばれている魚がいる。
その魚とはハタのことである。食用としてフィリピンでは最もポピュラーな魚です。
今回はそのハタについて話していこうと思います。
シロブチハタ

ハタ科はスズキ目の中で最も一般化した形態をした魚です。
言い換えれば一番、魚らしい魚です。
世界では約400種以上が生息していてどこの海でも必ずいる種族です。ハタの体は寸胴で口が大きく、体の模様は様々なものがあります。一般的に泳ぎに関しては苦手で、岩やサンゴなどに身を寄せていることが多い。

また、ハタの子供の生態が面白いところがあります。
それは子供の時にはベラに擬態しているものがいます。
ハタの主食は小型の魚類や甲殻類などで、ベラの主食は無脊椎動物を食べています。
ベラに擬態したハタが小魚に近づいたとしても餌自身には無害の、つまり食べられる心配のないベラに写るので、餌に逃げられることなく捕食することができるのです。

シロブチハタ
また、フグに擬態したハタの子供もいます。
これは他の魚から身を守る為のものです。
成長すると大きいもので2.5mにもなる大型の魚だが小さい頃は外敵から身を守る
事も怠らない。それは一度に産まれる子供の数が少ないからです。
魚の種族は強い物は子供の数は少ないが、弱い物はたくさん産むのです。

フィリピン・セブの海にもハタの種族は沢山生息していてダイビング中に見ることが出来ます。
幼魚を見つけてみると、サンゴや岩などの窪みに身を寄せていることが見ることができます。小さいうちは身を守るために必死になって身を隠す姿は結構かわいいです。
よく観察してみてください。

サラサハタ
   
サラサハタ
バックナンバー 2004 バックナンバー2005